無料PCRで陽性判定 その後の動き諸々まとめ

免疫

こちらはCOVID-19に関する記事です。幼い子どもまたは産後すぐの家族がいる家庭で陽性者が出るとどうなるかを、実体験に基づいてまとめています。

もはや誰が陽性になってもおかしくないくらい、PCR検査の検査数と結果が日々計上されています。でも私は大丈夫、なんて思っていませんか?かくいう私もそう思っていました。

本来営業職として外回りをしている私が、いわゆる感染の第○波と言われる状況時に在宅勤務をしていた時に、まさかの事態が起きました。

ちょうど第二子が無事生まれたと聞いた翌日に、安心感からなのか私は発熱しました。コロナは微熱と言われている中での39℃台後半、高熱が一日出続けました。

そんな私が経験した発熱後の2日間の出来事を、時系列と心の声に忠実にまとめていきます。

発熱翌日は検査をしないと信用されない

発熱18時間後(発熱した翌朝5時)には通常時の平熱に戻り、喉の痛みや鼻水、諸々の風邪症状もないいつも通りの体調まで戻すことができました。

ただ、産まれたばかりの子どもと奥さんが病院から数日後に帰ってくるということを想定して、数日前から奥さん方のお義母さんを迎えての生活をしていました。

そのため、私は家族の安心を得るためにPCR無料検査場へ足を運ぶこととなりました。(もしもを想定して足取りは重い)

検査結果によっては、再度医療機関を受診して医師の診断と検査によりコロナ罹患の判定をもらわなければいけない、2度手間の可能性がありました。

個人的にはもしもを想定して医療機関を受診したかったのですが、症状はもう何もなく、発熱相談ダイアルに問い合わせた結果はPCRを受けてきてくださいとのことでした。

治ったの自己満はダメ

発熱したときのことを思い起こすと、平熱が36.5℃前後である私の体温はピーク時には39.5℃に達していました。その温度帯を数時間さまよい、明け方には回復したわけです(この間18時間)。

特別何かをしたわけでは無く、水分とミネラルを多く摂り、体を温めて寝て汗をかくを繰り返した結果でした。

数字で分析してみると、1日の中で体温が10%も増減をしているので、体には負担がかかっているはずでしたが、翌朝には快調そのものでした。

回復力の速さから、体力があるという自身の安心につながったわけです。しかし、生活を共にする家族からすると、それは単に私の自己満足でしかありません。

家族の安心はPCR陰性証明ただ1つ


あなたの体力自慢は分かったけど、PCRの検査結果(陰性)をもって安心を証明してね!これが子どもを産んだばかりの妻、そして祖父母の唯一の答えでした。

コロナ禍以前であれば「治ってよかったね、安静にしていてね!」と言われてもおかしくありませんが、発熱した翌日にかけられた言葉は「どこでPCR受けてくるの?」でした。

もはや個人の物差しでは家族間ですら信用を得ることはできません。

本当に大丈夫だよね?あなたコロナじゃないよね?新生児と戻るけど大丈夫?という無数の圧力が父として、夫としての私にのしかかりました。

体調的に万全である私でしたが、PCRを受けに行く足取りはもしもを想定すると非常に重くなりました。

PCR検査の信憑性

そんな私、実は学生時代に生物を専門とした学部にいたことからPCRというものには比較的慣れ親しんできました。

遺伝子を酵素反応を利用して指数関数的に増やしていくこの手法は、当時(と言っても10年ほど前)は結果が出るまで数時間かかるものでした。

また温めたり冷やしたりを繰り返す、試験する対象に混ざり物があると正確な結果を得られない等、正確な分析をするためには検査する試料自体が純粋である必要がありました。

そのため、無料検査場で使用されるRT-PCRに関して、検出時間と検査試料(唾液!?)には正直どこまで信用していいのかと個人的には疑問がありました。しかし厚生労働省がこの検査法を支持 しているため何も言えませんが。

駅チカの無料PCR検査場

私が向かったのは、行政が無料事業として行っていた無料PCR検査場でした。

平日の午前中だから空いているだろうと思いきや、すでに30人待ちの行列ができていました。前の人との間隔は1mあるかないか、かなり詰めぎみで密集感が否めない状態です。

「有料の方はこちらです」とディズニーランドのファストパスさながら、無料で並ぶ人たちの前に入れ込むシステムは、更に待つ時間を延長していました。

以前はPCRなんて敢えて受けないよなんて思っていましたが、いざ受ける立場になると並ぶ人の気持ちが分かりました。

検査は約1分で終わる

2月上旬の晴れの日とはいえ、日陰で約1時間半立ちっぱなしで待つのは堪えました笑

4畳半程度の掘っ立て小屋のような検査スペースに招かれ、冷え切った状態で検査キットを受け取り、唾液を数ml流し込んで検査は終わりました。

唾液さえすぐ出れば、1分もかからず終わります。 唾液は食事を摂る時のように、リラックスした状態で活発に分泌されます。しかし、寒さで身を震わせる状態はそれと真逆であるため、検査をしている人は(私を含め)苦戦しているようでした。

結果のお知らせ方法

ちなみに私が行った検査場での結果は、問診表に記載したアドレスにメールで送られると説明がありました。

おそらくですが、各行政単位(市町村単位)で行っている無料検査場にて、検査の際氏名や住所等のほかに、電話番号やメールアドレスを回答することになります。

非接触にて迅速に検査結果を伝えるための手法として、電話またはメールにて連絡が来るはずです。

「結果は夕方くらいにメールされます」と言われ、そんなに早く雑菌まみれの唾液からコロナウイルスを分離して解析できるものなのか~と考えつつ帰宅しました。

22時手前の「陽性のお知らせ」

夕方を過ぎても特に返事は来ません。まだかな~という自身の苛立ちと、家族の「早く陰性証明して安心させてね」という無言の圧力の中、お風呂にも入り終えてしまいました。

さあ、就寝場所は念のために別にしようかと言いだしていたところ、ついにメールが来ました。

読み進めると、本文には陽性の二文字がありました。陽性?陽性だと!?この私が!??という怒りにも似た気持ちがわいてきました。結果は記載されているものの、それからの行動は医療機関を受診してください、の一言しか書かれておらずかなり不親切なメールでした。

様子を見守っていた家族に対して一言「陽性だったよ」と伝えると、嫁と新生児を迎え入れられない!と大騒ぎ。

病気にかかることは悪ではなく、むしろ同情の対象ですらあるはずなのに、罪悪感を抱えた私は独り行政が運営している発熱相談センターへ静かに電話をかけ始めました。

24時間発熱相談センター

行政が解説している24時間受付の発熱相談センターへ電話したものの、全然つながりません。さすが第6波だなぁと感心しつつ、家族の目もあるので行政の明確な指示をもらうために根気強くかけ続けました。

携帯を耳に当てておくのも億劫になり、スピーカーモードにして着信音を聞きながら気長に待っていたところ、やっとつながりました。

けだるそうな「お待たせしました」が聞こえ、これまでの状況を時系列で説明して先ほど来たPCR結果を伝えました。電話の対応者からは、ワクチン接種の有無、現状の発熱状況など重複している事項もいくつか聞かれた後、近隣の医療機関紹介に移りました。

医療機関の紹介と注意

画像は東京都福祉保健局HP新型コロナウイルス感染症の検査に関するよくあるお問合せより抜粋しました。

郵便番号を伝え、近隣の医療機関を3件紹介してもらうことになりました。2件目が行ったことがあり対応も分かっている所だったので「もう2件目で大丈夫です、明日電話してみますね」と言ったところ、3件伝えないとダメなんですと言われました。

その理由は医療機関が断るケースが多くある そうで、最低3件伝えることになっていたそうです。それって、医療機関としてどうなの?と思いながら3件全て聞くことに。

また、その時に注意事項もありました。それは、医療機関に行っても、自ら検査(PCR)をしてくれと言わないことでした。※電話後にネットで調べてみると、写真のように公費負担と実費負担が分かれていました。基本的にコロナは公費負担の様です。

3件のメモをし終えて、「お大事になさってください」と言われ電話は終わりました。

発熱後2日 医療機関の問い合わせ

発熱後2日目の朝、発熱相談センターの問い合わせで教えられた医療機関の受付時刻となり次第電話をかけ始めました。

しかし、昨晩の問い合わせと同じように、全然つながりません。それだけ同じような人(つまり陽性)が多くいて電話をかけまくっているのだなと想像に難くありませんでした。

しばらく電話を続けたところ、家に一番近く通院したことのある医療機関(昨晩の2件目)と連絡が取れました。発熱した日の状況、翌日のPCR結果、自身と家族の状態を伝えたのち、時間指定で診断してもらうことになりました。入口が通常と違うこと、診断は通常と別室で行うことなど説明を受けました。

慣れているのか、スピーディかつ丁寧に電話での対応をしてもらうことができました。昨晩発熱相談センターの問い合わせで言われたように、受診そのものを拒否されることはありませんでした。

みなし感染のお知らせ

約束の時刻になり病院に向かうと、小さな控室のような部屋に通されました。

問診表に記載をしたのち、検温をして看護師から一通り質問(発熱相談センターの電話と同じ内容)をされました。ちなみにここの病院ではPCR検査結果を紙で提出してくださいと事前に言われたため、陽性判定後でしたがコンビニで印刷せざるを得ませんでした。

しばらく待っていると、全身ビニールに包まれたおばあちゃん(医者でした)が入ってきました。よく見ると、隔離というタグを腕に巻いており「今コロナ陽性の人のところをハシゴしてきたのよ~」とニッコリ挨拶してくれました。

「お父さん(私)が陽性だから、ご家族もみなしでもうコロナですね。はい、確定」

この一言がいわゆる診断兼みなしコロナ感染の宣言 でした。初日の発熱以降症状が全くない私は喉を見ることも、聴診器をあてられることもなく、子どもとお義母さんのみ喉と聴診器による検査を受けて、診察は終わりました。

経過報告のお願い

診断後、様々な説明書類一式を渡された中で、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症に関する健康状態の確認について」という経過報告を依頼する用紙がありました。

これは新型コロナウイルス感染者等把握・管理支援システム(HER-SYS)に感染後の経過を入力して地域医療に役立てるというもので、診断書に記載した電話番号に対して厚生労働省からSMSにて通知がきます。

早速お義母さんと登録しようとしたところ、初期設定が非常に面倒くさいものでした。パスワードも入力後に大文字・数字・文字数指定等が表示され、非常にやりづらくしばらく2人で格闘していました。(幼児の分は保護者に通知が来ます)

状況把握は分かりますが、30代の私で時間がかかったこと、60代のお義母さんは1人でできなかったことを考えると、あまり効率のよい情報集約のシステムではなさそうです。

周囲への連絡

保健所への連絡は病院から行うことになっているそうで、私たちが直接やり取りしなくてよいとのことでした。その代わり、通っている保育園への連絡は当事者の保護者が自ら行うこと、同じく勤め先への連絡なども自分ですると説明を受けました。

また、今はコロナに感染が分かってからは発症日を起点に10日間の自宅療養をすれば完治と、カリキュラム的に決まっていることの説明を受けました。私より2日遅れて発熱した子どもは、私から見て12日後には完治という計算になります。

まずは嫁と会社の上司に連絡をとり、現状報告と今後の動きを伝えました。

その後、当面外出を自粛することになるため、行政が行っている食料サポート窓口への連絡をすることにしました。

処方された薬

全く様子を見られなかった私には、予想通り薬は一切処方されませんでした。

診察を受けた子どもとお義母さんは、以下の薬を処方されました。

  • カロナール(解熱鎮痛剤)
  • ビオスリー(整腸剤)

風邪だよねやっぱり…と心でいくら思っても言わないのが大人 ってやつです。

「薬局へはコロナ罹患の旨を事前に電話で伝えてから来店含め対応をお願いしますね。」と言われ、処方箋を受け取って帰路につきました。

正直に自粛していると餓死する

小さな子どもがいる家庭で食糧問題は死活問題になってしまうので、すぐに食料サポートに対して電話を掛けました。

こちらは混線することなく、スムーズにつながりました。ここでは、どこの医療機関で診断されたか、ワクチン接種状況、本名フルネーム(漢字も)、住所など医療機関で問診表に書いたこととほぼ同じ内容を伝えました。

2日間で何度同じことを言わされているんだ、情報共有されてなさすぎだろと思いましたが、しょうがないので仕事と同じで淡々とこなし始めている自分がいました。

「では随時出荷していきますので、到着は早くて数日後になります。」

!?

いや、間に合いませんけど?

「今患者さんが急増していて随時発送になるんですね~!」

ここまで詳しく情報聞いておいてそれは…ネットスーパーは早かったら当日届きますけども…と思いつつ、ぐっとこらえてお礼と共に電話を切りました。この後、速攻で置配注文をしたのは言うまでもありません。

まとめ

病気になることは決して悪い事ではありませんし、責められるべきでもありません。(生活習慣病などは別ですが)

PCRもウイルスの有無を判定するものなので、診断されるためにわざわざ病院に行くのもおかしい、と理系の方で思う方もいるかもしれません。

しかし、今回実際にPCRで陽性判定を受けるとこのような時系列で時間を割かれ、家族からのプレッシャーを受けたりします。

自宅療養中が続いていますが、皆さんが健康で自由に、マスクのない生活が早く戻ってくれることを祈っています。

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