【酵素】知っておくと役立つ話@酵素飲料

健康

「酵素」、ダイエットや健康を意識するうえで一度は目にしたことがあるワードではないでしょうか。医薬業界で営業職をしているのですが、実際に薬局やドラッグストアに行くとこの「酵素」と名の付く商品を置いていないところはほぼありません。

そんな酵素に関して、知っておくことでダイエットや健康によりマッチしたものを選ぶことにつながる、今回は少し実用的なお話です。

鵜吞みにしてたら騙される

メディアや雑誌で取り上げられる○○酵素と名の付くものの多くは健康食品、サプリメントに分類されます。この分類に入るものの中には「数十種類の植物原料を使用」など、飲んだら健康にそうなイメージが脳内で構成されそうな記載はあるものの、単なる発酵エキスの場合があります。そして肝心の酵素は活きていない…なんてことはざらにあります。

というのも、酵素が活きているのであれば酵素反応が止まらないからです。昔の酵素飲料メーカー営業の方から、ビンの内圧が高まって割れてしまった話を伺ったことがありますが、今はほぼ聞くことのない話です。これはコンビニで購入できる乳酸菌飲料などもそうなのですが、基本的に熱処理などで菌を死滅させて発酵を止めています。

酵素飲料というよりは発酵エキス、という表現の方が適切なのかもしれません。

飲む意味はあるのか

発酵エキス、と書きましたが実際に発酵していたのであれば、使用されている原料は酵素反応によって細かく分解されています。細かく分解された栄養素は身体にとって吸収しやすい状態のため、吸収率の高い栄養素と捉えるといいのではないかと思います。そう捉えると猛暑冷たい物ばかりを食べ、胃腸の働きが鈍っている時には最適です。消化という重労働を強いる必要のない栄養補給法として適しています。

改めて酵素飲料を購入する側の認識でとらえると酵素が入った飲み物、と認識してしまうため内容や使いどころのニュアンスが微妙にずれてしまう可能性があるのは否めません。

原材料名は嘘をつかない

これは飲む以前の話、消費者という自らの立場を守るための知識でもあります。正直なところ、酵素飲料の品質や価格帯はピンからキリまであります。とりあえず健康に良さそうなものが欲しい、という方にはお好きなものを選んでくださいとしか言いようがありません。目的が明確であり、使用したい場合はこの原材料をしっかり確認してください。

製品に必ず記載されている原材料名、ここに食物繊維や人工甘味料(アセスルファムKなど)、保存料(安息香酸Naなど)などの記載があったのなら、絶対にやめてください。本当に体に良いものを作っているかはきれいなパッケージではなく、その原料にあります。

現場での話を聞く限り、ダイエットやファスティング、腸活などに愛用者が多くいる製品にはそういったものは入っていません。何のために使用するのか、玉石混合の業界であるため、目的がブレると良い物を見過ごしてしまいます。

プロは現場にいる

一昔前、年末年始など病院が開いていない頃、何かあった時は近所の薬局に行ったものだという年配のお客様の声を聴きました。

病院が開いていないときに頼ることが出来た、というのは経験していない人からすると俄かに信じがたい話です。しかし、それだけ健康に対する知識が高い医療機関であるという裏付けでもありました。

医薬業界で営業マンをしていて分かったことは、健康に対する真実を発信しているのはインフルエンサーや通販番組の体験談でもなく、地域の相談薬局だったということです。

国家試験を受けた健康のプロである薬剤師がいる相談薬局などでアドバイスを受けると本物に出会える精度を高めることが出来ます。(プロ意識の高い方は特に)原価が安く、利益率が高い物よりも、もう一度使いたくなるものをしっかり勧めてくれます。そのため、良いものを勧めるために値が張るケースはありますが。

最後に

目的に沿ったモノを探すうえで、自分の体に合ったものを選択することが重要になります。今使っているモノが本当に良い物なのかどうか、見極めていただくきっかけになればと思います。

自身の応援団として健康相談のプロを味方につけてみてはいかがでしょうか。

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