製造終了の酵素飲料 36年物の清涼飲料水を飲んでみた

腸活

腸活という、腸のために良い食生活を取り入れていく方法の1つに、酵素飲料を使用するものがあります。「酵素飲料」は、薬業界において現在(も続く)トレンドであり、Googleで検索すると800万件以上ヒットする大きな市場でもあります。

そんな 酵素飲料の日本における元祖 と言ってもいい「レーゲン」という商品がありました。昭和から愛されてきたこの商品は、実は数年前に後継者不足からひっそりと製造を終えました。

そんな製造中止となった商品を、先日取引先から1本いただくことができました。それも36年前に製造されたプレミアムな1本を。

酵素飲料にまつわる話

酵素飲料といっても、分類は清涼飲料水だから飲めるわけないだろと普通は思いますよね。

でもこの薬業界は特殊な商品が多く、本当か嘘か確かめたくなるような話が多くあります。実際に、ある老舗酵素飲料メーカーに勤める営業さんからはこのような話を聞いたことがあります。

それは 「酵素飲料は、もともと賞味期限を設けておらず、腐らない。」 という話です。なんでも、多少時間を置くことで、希少糖などが生成されるらしいのです。

つまり、酵素飲料は古くても飲むことができる、まるでワインのような飲み物かもしれないということでした。ただし、飲めないものもあるそうで、砂糖を大量に入れただけのものや、添加物まみれのものは除外されるそうです。

本当に飲めるの?

いただいた製品を開けてみると瓶に「850822」という数字が記載されていました。この数字は1985年8月22日に製造したということを意味しています。同年は期限制度が導入された年でしたが、義務化ではなく、ほとんどの製品には製造年月日の記載がされているのみでした。

当時は賞味期限の記載自体がなかったわけです。賞味期限の記載義務がなかった時代 を知らなかったため、制度を勉強する機会になりました。

私の働く医薬業界において、酵素飲料というものは先ほどの営業さんから聞いたように、賞味期限は過ぎても飲めるといわれることが多くあります。これは一般食品においては、その食品をおいしく食べることが可能な目安として表記されています。

しかし、36年前に製造された酵素飲料は果たしてどうなのでしょうか。アルコール飲料を除き、ここまで長い期間品質が保証された食品自体がないのかもしれません。いや、無いと思われます。

36年物開栓

自動販売機やコンビニで販売されているペットボトル入りの清涼飲料水であれば、私もさすがに36年前のものは飲もうと思いません。

しかし、瓶詰された酵素飲料の元祖の商品ということもあり、先の営業さんの話を信じて、意を決して飲んでみることにしました。

写真を取り忘れてしまったのですが、さすがに瓶のふた部分(金属)の周りには結晶化した茶色い砂糖のようなものが付着していました。

腐っていなかった

まず、瓶の口を消毒用ウエットティッシュで拭いて、付属していた同じく36年前の計量カップも拭きました。

遮光瓶のため、内容物の色はよくわかりませんが、水面部分にオリのようなものも浮いておらず、見た目は大丈夫そうです。

いざ開けてみたところ、芳醇なにおい(いわゆる酵素飲料の匂い)が広がりました。腐敗した臭いではなく一安心です。

計量カップに注ぐ

瓶を傾けると、はちみつのようにゆっくりとワインのような色の液体が計量カップに注がれていきます。

製造中止となる前に、この「レーゲン」を一度購入して飲んだことがあったのですが、その時と比べて若干とろみが増しているような気がしました。

淀んだ感じはなく、まるで成熟したポートワインのように見えます。

五感を総動員して安全確認を行った結果、本能はGOサインを出しました。

飲んでみた

錯覚かもしれませんが、計量カップを持つと健康診断で飲むバリウムのような重量感を感じました。36年の重みでしょうか。

また、味は以前飲んだものよりもかなり濃厚に感じました。販売が終了しているため、もう飲み比べること自体が困難ですが、記憶よりも若干酸味が増しているようでした。

一体何の味に近いのかをしばらく考えてみたところ、香りや味わいは甘めのシェリー酒ではないかという結論に至りました。香りはこのお酒に近いのではないかと思います。

36年も時を超えてきた酵素飲料と出会えたことに、改めて敬服しました。

結論を言い忘れましたが、おいしく飲むことができました。 翌日も体調不良になることなく、問題ありませんでした。

さいごに

老舗酵素飲料メーカー営業さんも、まさか36年前に製造したものを飲むとは思っていなかったと思います。

ですが、実際に飲むことができました。健康になったかは別としてですが笑

玉石混交の酵素飲料市場ですが、本物はぜひ残ってほしいものです。

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