家庭菜園から学ぶ農薬国産化100周年

「家庭菜園×子育て=食育」というゆるい教育方針を立てて始めた家庭菜園でしたが、父として学ぶべき案件が持ち上がりました。

虫のつかないきれいな野菜を作るために、使われている 農薬 について学んでまとめていきます。

なんと、今年は農薬国内生産開始100周年目という節目でもあるようです。

農薬とは何か

さっそく調べてみると、日本で農薬を取り仕切っているのは農林水産省であることが分かりました。農林水産省HPでは、農薬については以下のように記載されていました。(少し長いです)

農薬とは、農作物や観賞用植物など人が育てている植物に発生する害虫や病気を退治したり、雑草を除いたりするために使われる薬剤などのことです。日本で使ってもいい農薬は、人の健康や環境への影響などについて確かめられ、国に認められたものだけです。農薬は、農作物や観賞用植物以外に、ゴルフ場や公園の芝生、街路樹などにも使われます。

農薬には、殺虫剤、植物を病気にするカビや細菌を退治する殺菌剤、雑草を除く除草剤、ネズミを退治する殺そ剤などがあります。

農林水産省HPの中には、農薬の基礎知識というページもあったのですが、残念なことにすべてのページがリンク切れになっていました。(2021年8月9日現在)

農薬の種類

農薬は使用目的ごとに、殺虫剤、殺菌剤、除草剤など13種類に分類されています。実際に使用する農薬のパッケージには、これらの分類名に合わせて「農林水産省登録第○号」という記載がされています。

農薬の分類と用途の詳細に興味のある方は、農薬工業会のHPをご覧になってみてください。使われている成分まで詳細に説明があるので、こちらで記載するより見やすいと思います。

この農薬工業会とは、国内で農薬製造と輸出入にかかわる80社弱の業者により構成されている組織です。ここに加入する業者らによって、日本の農薬シェアの90%を占めているので正確な情報源として選択しました。

ちなみに、農林水産省に登録されていない農薬は、農薬取締法という法律に違反するため使用できません。というのも、様々な面から安全性を担保する必要があるからです。

農薬の安全性

現在日本で農薬として登録を受けて使用できるものは4,263件(有効成分数は593種類)もあるそうです。登録の許可を得るためには、発がん性試験や環境への影響を調べる試験を、72項目調査しなくてはなりません。調査基準を満たしたものだけが、登録を受けることができます。

こういった調査によって、想像していたよりも私たちの健康は守られていると、調べている途中では思いました。

しかし、この安全性は1つの製品を単体で使用した時に限定された安全性でした。つまり、除菌剤と除草剤を併用した時に何が起きるかは分かっていません。

同時使用による複合的な要素に関しては、調査自体がされていないのです。農業の困りごとを解決する農薬のメリットは明確でも、その デメリットは全て明らかになってはいない ようです。

人体への影響

農薬の影響をニュースとして取り上げる場面には、日本ではほとんど遭遇することはありません。つい先ほど、Yahoo!で「農薬」と調べてみたところ、ドローンでの散布が高齢化した日本の農業を助ける内容が表示されている程度でした。

以前、あるアメリカのドキュメンタリー映画をみました。そこでは、農薬と遺伝子組み換えをした植物の栽培状況が詳細に映し出されていました。日本でも販売されている 「ラウンドアップ」 という除草剤の成分が、水道水と地下水の両方から検出されている事実には驚かされました。また、その影響で健康被害が起きているのでは?と推測される事例の紹介もあったのです。

その記事はこちら
★過去記事
[https://www.otama3.info/entry/2020/11/11/060000:embed:cite]

「ラウンドアップ」は日本でも、ホームセンターに行けばすぐに購入できる製品です。あくまで1つの製品事例ですが、日本では本当に何も起きていないのでしょうか。農薬が使用した野菜や穀物の摂取が、人体にどのような影響を及ぼしていくのかを 自ら治験 していくしかないのかもしれません。

でも食べないと

きれいなバラにはとげがあるということわざのように、きれいな野菜にも育成の裏側がありました。

調べて分かったことは、私たちが市場の流通を経て購入しているほぼ全ての野菜に農薬が使用されているということでした。農薬は安全だ、と言いきることもできませんが、かと言って食べないという選択もできません。

比較的農薬の使用が少ない野菜の種類など、季節ごとで異なるようです。そのまとめを次回はしてみたいと思います。

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